サラの需要後書

やつと終つた――!!

ちやんと推敲までして淸書したのは、生れて初めて。完成の悅びに、しとどに濡れる。

小說の素材になつた、人生の總てに感謝したい。

2018年12月22日:第2版について

  1. 露骨な――明示的な性的語彙を排除した。
  2. ガイドラインが欲しくなつてくるを作つてみた――基準みたいなものは最近の後書で書いたのだが。え、この程度も駄目?つてなものもあるが、ぢや、書く必要ある?つて言はれたら――書かなくても(他の言葉で代替しても)大丈夫かなあ、といふ感じだつた。
  3. 特に橫文字はドキッとするし、生々しい。でなくともサラの需要に出てくる話は生々しい。
  4. セックスシーンは無いから、やり易いと言へばやり易かつた。本當に少し訂正しただけだ。
  5. 誰を對象としてゐるか、も重要だし、それさへ明確にできれば、自づと表現も定まつて來るだらう。商業作品はその手の方針がはつきりとしてゐるから、編輯者が作家にノーを出せるのだが、自分で出版する場合には、本當に手探りでやらなければならない――何でも出來てしまふから。
    1. 大半のウェブ小說が何の配慮も無く、言葉の遣ひ方も定まつてゐないのは、明確な――讀ませたい人間がゐないからだらう。(架空の)讀者さへゐないのだ。その點、キングの話を見てゐると、溜飮が下がるといふか――
    2. 自分にとつて好ましい人間がゐないなら、自分が讀みたいもの、好ましいものを書くしかない。
    3. 私がはつきりと性を書かない事にしたのは、幼少年に對する配慮といふのもあるし、自分自身に對する配慮でもある。性の貧しさや生々しさ、さういつたものも書いていかなければならないが、一方で、描寫に氣を取られて感性が麻痺するやうな事があつてはならない。過激な描寫は思考を凍て附かせる。――それを讀書の快樂、目的と錯覺してしまふ事が、どれ程多いか。
  6. 性的語彙の他、ちよつと改訂。何で文字が竝んでゐるのに氣附かないんだらう。
  7. 違和感無く繫げたと思ふ。
  8. 今見直してみても、この作品はよく出來てゐると思ふ。代表作
  9. 面白いのは、眞面目ジムに通つてゐる男他にもゐる事だ。……巨乳のツンデレばかり書いてゐる人は、きつと巨乳のツンデレが知合にゐるんだらう。最近知つた。

サラの需要補足・改訂履歷

  1. 2018年8月18日:公開
  2. 2018年9月1日:誤字・字數表記修正
  3. 2018年10月22日:公開終了
  4. 2018年12月22日:第2版公開