要注意コンテンツ自肅改變案

に續く

著想

  1. 当サイト「西向の山」のリンク・ポリシー
    1. 公共の社会ということで言えば、インターネット上も天下の公道であり、素っ裸で歩けば逮捕されるのが筋です。したがって、本当は、たとえば18禁サイトなどは、その存在自体許されないはずのものです。18歳以下の方は退出してくださいと断っていても、実際には子供でも幼児でも入ることができるわけですから。
    2. 面白い。
    3. 一方で、の話題――刺戟的・衝擊的な話題、コンテンツについての意見交換などはどうしたものか?
      1. 認證制にして、匿名や筆名で語り合ふのが妥當なのか?
    4. 現狀を顧みるならば――要注意コンテンツの改變・削除、ありかもなあ。
      1. 請求制にして、對面で年齡確認するしかなささうだ。
      2. 結局のところ年齡で差別してしまつてゐるのだけれど、相手の思慮深さや(刺戟に對する)耐久度といふのは時間を掛けてでしか計る事ができず、負擔無く容易に原稿を渡すには、何らかの目處が必要。作者自體の想定讀者もあるし、一應のところ、書き手は讀者を選別する――見せる自由を有してゐる。
    5. ポルノを始めとした刺戟的コンテンツの流通は、閲覽者を識別するシステムか、もしくはWWWとは別のネットワークが必要なのではないか?

理由

  1. 私自身が、あまりに刺戟的コンテンツに對して慣れてしまつてゐる事。刺戟的コンテンツ・言動に對して、麻痺があり、いとも簡單に公に對して振舞つてしまつてゐる事。そして他人にもその傾向を感じる事。
  2. 現狀、ウェブでは嚴密な年齡制限や警吿ができない事。
    1. 普通に閲覽できる
    2. 警吿を理解できない可能性。(字が讀めない、言葉を知らないなど)
    3. 自制するのは難しいといふ事。
      1. 監視するものも無く、アクセスしたとしても罰則の無い狀態。
      2. 私自身もさうであつたが、かなり若い時期から、ポルノや刺戟コンテンツに入り浸る(日常的に接觸する)やうになる可能性。
        1. 日常的になる事の諸問題はラノベの表紙エロすぎ問題について|汐街コナ|noteが詳しい。
      3. 自制が困難な人間にも見せてゐる(閲覽可能な)事實。
    4. 毒藥を鍵も掛けずに食器棚に放り込んでおいて、(ラベルを貼つたから/注意を呼掛けたから)管理ができてゐますなどと言へるだらうか。
  3. 西山さんの言ふ通りに、ウェブは要注意コンテンツを公開するのに不適切なメディアである可能性。
  4. (際限なく載せるといふ事態が)未熟な創作者を生んでゐる事態。
    1. 皆がしてゐるから表現の自由だからと言つて、何の考へも無く公開してしまふ事。
      1. ポルノ(=あらゆる刺戟描寫)が日常的になる事、誰もが簡單に閲覽できてしまふ事の重篤さはここにあつて、私自身さうであるのだが、ポルノを鑑賞すると同時に、ポルノを自分で創るやうになるのだ。創作活動自體は歡迎されるものであるとしても――誰もがしてゐるから表現の自由だからと言つて何でもかんでも公開していくといふ、思慮の無い猿眞似をしていくやうになるのが、私の重大な懸念である。誰もが見られるといふ狀態に自覺的でない事、見る事によつて引起される影響について考慮してゐない(できない)事――。
        1. ポルノが增えれば增える程に眼に掛る率は高くなるのだし、感化されて更にポルノ表現者が增えていく事だつて有り得るのだ。
      2. 現代の――ウェブの創作とは、まさに何でも許されてゐるといふ無法の猿眞似から始まる事が實に多い。
        1. 敎育として低年齡層がウェブに觸れる事が全うになつてきてゐる今、これを考へるのは重要で、何もかも許してゐるなら、そして誰もが見られるといふ事に無自覺でゐるなら、ウェブは本當に無法地帶になつてしまふ(いいや、今こそは無法地帶ではないか)。
      3. 大人も、子供も、無法を見て習ひ、見たままに實演してゐる。
    2. 人間は堂々とされてゐる事について吸收していくし、又自らもそれを實行していく。それが日常的である程に自覺的ではない――思考停止狀態に陷る。

特にパブリックドメイン(=公共物)を削除するのはどうなのだらう、と思つたが、(あくまで獨斷によるものの)廣範圍の影響を考へて、今囘このやうな判斷を下した。さう、このやうなコンテンツこそ紙に刷つていけばいいのかもしれない。何でもかんでもウェブに擧げる事はできないのだ。くう。


エロサイトだらうがセックス畫像だらうが、檢索すればすぐ見られる事は、皆知つてゐる。ここに望みのものがあつて、監視も無ければ、アクセスしたとして罰されるわけでもない――これに誰が抗へよう?

生理的に刺戟を引起すもの、その入口を開け放したままぶら下げておく事の危うさを、私は知らなかつた。否、自覺してゐなかつた――全く!


徒にセックスの仕方を載せるといふ事は、自殺の仕方や爆彈の作り方を載せる事と同じである。セックスの助長が放置されるのは、ただ當人の生命に關はらないといふだけで――出產する意思も無く妊娠する事は、胎兒の殺害を示唆するのであつて、本來ならばいましめるべき行爲・情報である。


性について語る事自體を否定してゐるわけではないし、私は寧ろ語つていく。

改變案

  1. 基本的には、(誰でも閲覽する事のできる現狀の)ウェブから、要注意コンテンツを排除する。
  2. 代替案として、
    1. 20代已上と見込める者に、メールで原稿を添附する。
      1. 對面で判斷する。
        1. 嚴密な年齡確認は必要?
        2. 見るだけ?
        3. 曖昧ではあるんだが、20代に見える人には年齡確認できるもの(免許證等)を見せてもらはう。
          1. 老けて見える人は素通りですか。
          2. 確認書類は、顏寫眞附きの、公的機關が發行した原本である事。
        4. 機會は文学フリマ出店時。
          1. 個別に對應するだけの元氣が無い。
        5. 最初に請求メールを送つてもらふ。(メールアドレスの確保)
          1. 口頭で――アドレスの記號を一字づつ讀上げて確認する事もできるが、それでも傳逹ミスは免れない事と、周りに聞かれる可能性がある。
    2. URLを生成しない形で送信する。
      1. 誰でもアクセスできてしまふため。
    3. 紙に刷つてもいいかもしれない?(同人誌案)
    4. Basic認證(パスワード制)は?
      1. 知識が無い。テストの上で考へてみてもいいかもしれない。
      2. パスワードが流出してしまふと、誰でも見られてしまふ。
        1. そしてパスワード所持者がパスワードを保守するメリットも無い。
    5. Refererの禁止は?
      1. 自サイトからのアクセスのみ表示する、つていふやつ。
      2. そもそも閲覽者の識別ができないぢやないか?(誰でもアクセスできる事に變らない)
    6. 2018年10月22日:提供しないといふ選擇肢。
      1. 何のために書いてゐるか、
      2. 讀ませたいか、といふところによる。
      3. 必ずしも文学フリマに出店する/できるわけでもないし。
      4. 少なくとも、人に見せる事は義務ではない
    7. 2018年10月22日:實際に閲覽希望の問合せが來てから請求方法を載せても遲くはあるまい。
      1. といふ事で、近日公開濟み小說・バナーを非公開にする(削除する)豫定ではあるが、請求方法は公開しない事にする。
        1. 安易に閲覽を促したくない。
  3. 課題や懸念としては、
    1. 作者の獨斷で規制してしまふ事
      1. 15禁程度と思ふものについては公開しておく。
      2. 全然安全ぢやないぢやん! つてな感じではあるけれど、これくらゐはさせてくれといふ書き手部分の私が言つてゐる。
      3. キスをした、素つ裸でベッドに入つた、性行爲の事實が讀取れる範圍。
      4. 想像を促す事。
      5. さらつと讀流せる程度。
      6. ギリギリ自慰のネタにできない範圍、つて、曖昧か。
      7. を保て。
      8. 性描寫自體に夢中にさせない事、と言ふべきか。でも大抵のポルノ/戀愛小說の場合、性描寫そのものよりも、登場人物の倫理を缺いた思考囘路の方が、ずつと危なつかしいのだ。意地汚い方が人間臭さは出てゐるけれど――問題なのは、それを鵜呑みにしてしまふ事。だから思慮といふものが求められる。
        1. 小說の注意書に、「登場人物の思想をまともに取らないで下さい」つて書くか迷ふよ……
        2. 自分の思慮に從つて行動できる人間を想定してゐます
        3. 小說(フィクション)である事の記載は大事だと思つた、「迷ひ込む」事を考へると。
        4. ――だから本來、「小說」つて、ウェブに載せるべきコンテンツではないのかもな。非常に誤解を招き易いコンテンツである事は確か。
    2. (下記に書くが)年齡といふ大雜把な區切りで讀者を選んでしまふ事
    3. パブリックドメインは公共物で、(せめて公開濟みのものは)改變前の版も公開しておくべき(利用できるやうにしておくべき)ではないか、といふ考へ。
      1. コンテンツが公共物である事と、ゾーニングが必要である事とは違ふ。
        1. いくらパブリックドメインと言つても、エログロを幼兒に見せるわけにもいくまい。
          1. 幼兒の參入?
            1. 大人しくさせるために幼兒にスマホを渡したり、敎育として幼少期からパソコンやウェブに觸れさせる保護者は珍しくない(學校でもウェブ學習はある)。
            2. 讀み書きが不自由でも、豫測變換音聲入力によつて、興味を持つた言葉を片つぱしから檢索する、といふ事は有り得る。(同年代の子や周りの大人の會話、弘吿、本屋やコンビニの成人誌コーナーで見掛けた言葉、テレビや雜誌や看板の字幕など、言葉は色んな場所に轉がつてゐる)
            3. 尙且、大人が兼用するデバイスには、フィルタリングが施されてゐる事は殆ど無い。又、そのフィルタリングも完璧ではない。
        2. ウェブで年齡確認ができない事は事實であるのだし、公開媒體(メディア)の變更・檢討は充分に妥當なはず。
          1. 身分證のアップロード
            1. 他人の身分證ではないか?
            2. アップロードしてゐるのは本人?
          2. クレジットカード(購入)
            1. 本人のクレジットカード?
            2. デビットカードは15歲已上から取得できるので、本人確認では除外するべき
          3. 電話番號(メッセージ發信)
            1. 本人の電話番號?
          4. かうして見ると、出會ひ系(に限らず年齡制限のあるコンテンツ)の年齡確認つてすごい胡散臭いんだよな。通販決濟のためにクレジットカードを家族と共有してゐる人もゐるだらうし、身分證と公開プロフィールの內容が合致してゐるかどうかなんて、運營は調べてゐないんぢやないか?(だからこそ鯖が讀める) 電話番號に到つては、ただ電話が通じるといふ事でしかないし(實際の使用者と名義人が違ふ事はざら)。
            1. 業者やサクラはどうやつて居坐つてゐるんだらう?
            2. 全然關係無い話ではあるけど、出會ひ系や出會ひ系に關はる情報は倫理觀壞されまくるんで、私はお獎めしない(苦笑)。
    4. 2018年10月21日:さう、ウェブで小說を公開する事そのものが。
      1. ぢや、圖書館にも過激描寫の小說があるけれど、それはどうなるの? みたいな疑問もある。
      2. ほんと不思議。ほんと不可解。理解不能判別不能。さつぱり分らない。どう答へを出したらいいかが。
      3. 最終的にはに判斷を委ねる羽目になる。
      4. 私自身(刺戟描寫の有無に拘らず)ウェブ小說を樂しんだり助けられてきたけど、どうなんだ? それは結果論に過ぎないのか?
      5. そもそもなぜウェブで小說を公開してゐるのか。その必要があるのか?
        1. 襃められたり感謝されたら嬉しい。
        2. 訴へたい事が無いわけではない。
        3. 單純にサイトを作つて、何か身のあるものを載せるのは樂しい。
        4. 費用が掛らない/低額で濟む
        5. 多種多樣な人間の閲覽が見込める(擴散され易い/利用され易い)。
        6. コンテンツの編輯が容易(デジタル原稿で公開するとしたらウェブが適當)。
      6. 個人的にはサラの需要はギリギリのレベル。性描寫が薄くてこれなら大丈夫だらうつてな作品はいくつかあるので、別に全部載せられないわけではない。
        1. セックスシーンは無くとも、生々しい描寫つてあるよな、やつぱり。
        2. サラの需要はアウトかなあ。
          1. 他所で18禁判定食らつたといふのもあるし、子供に讀ませたい(讀まれても良い)ものか、といふと……。人としての道理は曲げてゐないつもりではあるが、男漁りを美化してゐる(日常的態度として描いてゐる)のは確かである。それがいけない事なのか、と言はれると微妙なところではあるが。私が思つてゐるのは――さう、人間をコンテンツ(慾望の捌け口)として見るな――見て欲しくないといふ事。それに盡る。それが恰好良い事として映つてしまふと、實在の人間に對してもさう振舞ひ始めるから。だから耐へられないんだ。
            1. 人間味のあるやうに振舞つて(書いて)みせても、讀者がそれを讀取れなければ意味が無いんだよ。だから小說つてすごく難しい。快いもの見たいものばかりに感化されていく。謂はば、自分の眞似できる事を。
            2. 散文(=日常態、思想として成立つもの)だから信じてしまふ――それがとの違ひな氣がする。韻文を鵜呑みにする人つて、さうさうゐないと思ふんだ。
      7. うん、さうだ、規制しよう。私の望む世界のために。
      8. 厭でも影響を與へてしまふといふのは、逆に返せばどう影響を與へていきたいか、でもある。
      9. する事總てが、何らかを體現し促す、一票なのだ。
    5. 2018年10月22日:は――だけは刈取らないで公開していきたい。
      1. エゴではあるが。
      2. 性の不思議、性の可笑しさ、みたいなものを書いていきたいのだ、私は。
      3. 無論、徒に情緖を煽らぬやう書かなければならない。
      4. 自分のに從つて書く――
      5. 自分では何でもないものが人の心に響くとはとても不思議な事、奇蹟、有難い事。感想を寄せてくれた同士には感謝致します。ありがたう。
      6. 2018年10月24日:ウェブ已外で發信する方法もある事を忘れんやうに。
        1. 主に書籍(自費出版でも同人誌でも)。
        2. メール添附や記錄媒體に記錄しての頒布。
        3. ウェブでの年齡確認に胡散臭さを感じてゐるので(上記參照)、對面での頒布(發信)を想定してゐる。
        4. ここまで考へると、そもそも閲覽制限のあるもの創らなきやなあ……などと思つてしまふ。
  4. 2018年10月21日:公開濟みの作品について:作品は改訂せず、削除(非公開に)する事にした。
    1. 改訂する意慾が無い。
    2. 改訂してまで讀ませる程の(作品の質的・道德的)價値があると思つてゐない。
  5. 2018年10月21日:年齡確認について:いつその事、徹底する。
    1. でなければ、年齡確認の意味なんてあるか。
    2. 20代の者(20代に見える者)について、身分證明書で確認する。
      1. 徹底ではないんだけれど、明らかに成人に見える人を確認してもなあ、といふ。
      2. まあそれでも30代に見える人は怪しいよな。
      3. 閲覽申込メールで名乘つてもらふ。(身分證明書で確認できる名前)
    3. かうして徹底する事のメリットは、閲覽者を少なくできる事。(人拂ひ)
  6. 2018年10月21日:要注意コンテンツの提供は、あくまでオプション(サービス)とした方がいいかもしれない。
    1. 君ちんは自分が書いた小說のメモである、と。
    2. 寧ろ、後書附錄がメインコンテンツ?
    3. (內容が濃密であれば)後書だけでも充分樂しめると踏んでゐる、私は笑。
    4. 何であれ、小說本文を曝すサイトである必要は無いわけだ。
      1. 大切なのは閲覽者に害が及ばない事、私自身が快適に利用できる・役に立つサイトである事だ。
      2. まあ、ポルノに關はつてゐるといふ時點で、閲覽者を煽つてしまふ事にはなるのだが(ポルノに關はる態度そのものがポルノになり得る)。
  7. 2018年10月21日:さういへば、畫像コンテンツによるせいてきひようげん)も載せてゐた事を思ひ出した。
    1. こちらも削除。
    2. 性器だけと言つて笑つてもゐられない。
    3. 實際のところ、氣持惡いし。生理的嫌惡感を催す。
    4. 公で性器を曝すといふ事。
    5. サーバの規約に抵觸してゐるだらう事。(わいせつと判断されるもの

年齡制限を設ける――理由

から、目處として年齡を利用する事にした。

年齡制限を設ける――仕方

注意書の例文(草稿)

絲(原作者)の(刺戟的コンテンツとウェブに對する)考へ方の變化により、過激な性描寫は改變しました。改變前の原版をお望みの方は、絲の文学フリマ出店時にメールアドレスを敎へてくれれば、後日原稿を添附します(HTML版・テキスト版)。本當は年齡で差別したくはないのですが、讀者の性格や(刺戟に對する)耐久度などを短時間で推量る事が困難な事と、一應の想定讀者が、ある程度の人生經驗のある人である事から、目處として年齡を利用する事にしました。又、ウェブでは嚴密な年齡確認ができないため、對面で年齡の確認をします(20代已上に見える方)。對面場所は主に文学フリマ(絲のブース)とします。

無論、CC0(パブリックドメイン)であるために、改變前のファイルやお送りした添附ファイルを公開する事は全くの自由です。但し、その公開活動に關して、絲(原典の公開者)による推奬や確約、保證が無い事に注意して下さい。他者の公開活動について、絲は何もできません。

餘談:未熟な創作者――誰もが簡單に發信するといふ事

  1. 誰もが閲覽できるといふ狀態を理解してゐない人の多さ。
  2. であるといふ狀態を理解してゐない人の多さ。
    1. 個人だらうが大企業だらうが、素人だらうがプロだらうが――見せるといふ事は他者や社會に對して(大小に拘はらず)影響を與へる事態であるといふ事。
    2. 一般の批評にさらされているといふ事。
    3. 事故や他人の過失または悪意によって、自分の関与しないところで保存され、編集され、複製され、配布される可能性があることを諒承してゐるとは思へない人の多さ。
    4. 誰に読まれても差し支えない物だけをウェブ上に載せる。
      1. さう、まさに! 私はこれの本當の意味を知る事になつた。今囘の件で。
      2. 誰に読まれても、だ。
      3. 自分が損をしなければ……と、今まで自分の利益ばかり考へてゐたんだ。さう、他人に影響せざるを得ない事だつたんだ、公開とは。

著作物の權利について曖昧であつたり、議論の仕方について知らなかつたり、感想と誹謗中傷の區別がつかなかつたり、匿名の攻擊を加へたり、ウェブの構造そのものに誤解があつたり、で活動するといふ事について、不慣れ(準備不足)である人間が多い事は否めない。

そしてこの未熟な狀態を見て、子供ビギナーたちはこれを眞似るのである。哀しい事ではないか。

匿名だらうが實名だらうが、公開するのは自分の名譽と思想に沿つたものであるべきだし、誰もが見られる事、半永久的に殘つていく事を考慮したなら、ウェブ自體の質も上がつていくはずだ。現狀、あまりに名譽心の無い者といふか――自分の優位性にしか恥を感じない者の何と多い事だらう?


良い文章とは讀み手の思考を促してくれるもの(思考せざるを得ないもの)、ぼやけた頭のドアを叩き直してくれるものである。


さう、あまりに無知なのだな、我々は。意見の表明の仕方さへ知らないし、酷い事には、自分の意見すら知らないのだ。一度自分の心に潛つて書き物をしたなら、少しは良くなる氣がするのだが、違ふのだらうか。私自身は、一體何から學んだのだらう。