どの年も違ふで賞後書

  1. 自然界には正月もへつたくれも無いよね、つー話。
  2. 2000字程度の掌篇。といふか、私は元々この程度の流さしか書けない人間であつた。サラの需要を始め、悠香祕密(未公開作品)の流さがどうかしてゐた。荒ぶる性慾のせゐだらう。――でも、早いうちにポルノが目的でないと氣附けて良かつた。それだけ。
  3. 短いのでどうといふ事も無い。
  4. 詩でもさうなのだが、一人稱・二人稱がよくブレてしまふ。と書き始めたのに、途中からになる事がある。この話の場合もさうで、あなたと言つてゐたのに、途中からなぜかへの呼掛けがきみになつてゐた。原因は不明。突然陷る。――しかも、その方がしつくり來るものだから、困惑。勿論人物の一人稱が變る、といふ事は小說では珍しくもない事態、演出なのだが、しかしそれは動搖した時、本性が剝き出しになる時、と決つてゐる――まあ、現實に照らしても一人稱など氣分で變る事もあるし(私もさう)、決して固定であるとか、固定でなければならないとか言ふ譯では無い。が、讀物として描く時には一貫性は必要だと思つてゐる(發言者に關して混亂が無きやうに)。
    1. 今囘は、一部を改訂してそのままを生かす事にした。
    2. 一人稱(二人稱)が途中で變るのは、書き手にとつては必然性のある事であつたりするから、難しい。知らぬ人が讀んだら不自然だらうといふ。いつも妥協して統一してはゐるのだが。
  5. 小説家になろう18禁枠公式ミニ企画「姫初め2019」參加作品。每年やつてゐるらしい。一般には、その年になって初めて夫妻などがセックスすることと考えられている。姫始め - Wikipedia)つてらしいよなー。始まりも無く終つてしまふ事が無ければいいが。何なら詩で參加しても良いやうな氣はする。
    1. 未発表作品であることと規定であるので、サイト公開は、投稿締切後の19日(土)にした。
    2. 參加してどうなるのかが書かれてゐない。單に姫初めをテーマとする作品が讀める、といふ事でしかないのか。同じテーマで書く、それはそれで樂しいのだらうが、何だか拍子拔け。來年があつても書かないかもしれないな。2020年といふきりの良い數字ではあるが。比較のために書いてみても良いか。
  6. もうエロくなくても良い。セックスといふ單語が出て來るだけで滿足だ。だつて口で言ふ時、充分にエロいだらう?
  7. ちなみに、たんぽぽをたんぽぽと認識できるのは、2月くらゐになつてから。今の時期は縮こまり、餘程氣を拂つてゐるか、そこにたんぽぽが生えてゐる事を知つておくかしないと、たんぽぽを見附ける事はできない。綿毛や花はあるけれど。

どの年も違ふで賞補足・改訂履歷

  1. 2019年1月5日:ムーンライトノベルズ18さいじようたいしよう)投稿
  2. 2019年1月19日:公開