白い窻後書

  1. リハビリつて何囘言つた?
  2. 女、さうだな、つい戀とか愛とかに結び附けがちではあるが、本當に性慾(利害)で近附いてゐる時つて、戀か愛かなんて考へないもんね。踏込んですらゐない。
  3. やつと新年一作目であり、正眞正銘、令和二年初の作である。
  4. 今年の方針としては、小說の更新に絞る。詩の更新は來年まで休み、30作程書き溜めてゐるので、この消化に全力を注ぐ。
  5. それから、書籍化をする。色々考へはしたけど、やつてみたかつたから。第三十一回文学フリマ東京に出店豫定。今年執筆した何作かの掌篇集を發行する。やつぱ今までが暇過ぎたんだな、ちやんと計劃を立て、締切を設けた方が良い。
    1. 印刷はEditNetプリンテックを利用したかつたが、會員登錄に年會費が掛る事と、印刷代が高いのとで諦めた。初めて作業するんだし、初心者ライクな印刷サービスと代金で良いか、と妥協した。
    2. 弘報活動をする時は、宣傳する(賣りつける)といふよりも、探してゐる人が見附け易いやうにする、といふ事が大事だと思つた。
  6. 公募、販賣、取れる手段は澤山あるし、試してもみたいが――どうしても二の足を踏む。實質と好奇心と。評價は要らないつつつたけど、上逹には批評が缺かせない、らしいから。他人にはどう映つてゐるのか――知りたくもある。だから短編にも投稿してゐる。有難い事に感想がもらへて嬉しい。新鮮。
    1. 公募でこれだけの筆記能力がある、といふ事を示したいが、後々の事を考へると、面倒か(著作權關係)。出版社の利益にならない作品は出版してもらへないもんね。といふか、公募によつては批評頂けるんすね。面白い。
    2. エブリスタ常に公募があるので(公式コンテスト - 小説投稿エブリスタ)――しかも短文で應募出來る――參加してみたい氣はするが、なあ……。賞は取れたら良いけど、ほんの一瞬でも眼を通してもらつて、かういふのもあるんだなつて思つてもらふ事が大事。
  7. パトロンサービス(PatreonpixivFANBOXnoteなど、個人に寄附出來るサービス)もあるけどさ、何かこれ、創作活動を支援、といふ事にはなつてゐるが、自分の人生を擔保にしてゐる氣がしてならない。荷が重い。私は誰かのために生きてゐるのでない、と叫びたくなる。寧ろギヴアンドテイクが强調され過ぎて好きでない。私よりもつと助けを必要としてゐる人ゐるでしよ、と思つてしまふ。そりや、課金する方もされる方も好きでやつてるんだけどさ……何か腑に落ちない。實際にパトロンが力を振るつてゐた時代は、そりやアーティストはすごい重壓だつたと思ふよ、私は。
    1. 私は寧ろお金から解放たれたいと思つた、自分を衞らなければ(權利)、利益にならないなんて事があるか、哀しくないか、我々は既に神に與へられてゐて(著想にも實務にも)、これ以上を求める事なんて出來るのか?(何かしたとしてだ、(創造の前では)些細な問題なんだよ――ぢや、私の怒りは無駄か。作品の周知が重要か)
    2. 文化や慣習の問題だらうか、webで文章を買ふのが不自然なやうに? 私はアートにはお金は使はないし、どこまでがアートか、といふ問題もある。無論、良い本は讀みたいけれどね。
    3. つまりは感謝も感激も何も無いのさ。
    4. 出來る範圍でやる、今持つてゐるもので。それが總てさ、歎かなくて良い方法さ。
    5. 印刷代も出展料も拂へないからwebで公開してゐる、といふのもあらう(するとドメイン代もサーバ代も、どれ程安いか分るね、すごい、月々數百圓で、全世界に配信し、又複製を取るサービスが無料なのだから――だから、さういふ時に(その環境の土臺を)私は支援したくなるのだ。私にとつて必要で、尙且、世界に存續してゐて欲しいから)。
    6. ファンクラブ的なものは昔から苦手だつた、何だらう、皆正座してゐる感じで(しかし所屬した事も無いから、實際の事は分らずじまひ)。
    7. 後、通信である以上、決濟や仲介サービスに縛られるのがな、私は嫌ひだ――仕方無いけど。
    8. いつか義務になるセックスを恐れる氣持。
    9. その人が何でも無く過ごせるやうするのが支援かも知れない――でも逆境だらうと順調だらうと試練になるのが人生だ。面白いだらう?
    10. 誰もが偶像たり得る時代。
    11. 私は小說家であるといふ確信があるから小說を書いてゐる。
    12. 讀みたいものは分らず、書けるものだけを書いてゐる。それこそ初期の夢は、指輪物語的な、ファンタジー超巨篇を書く事だつたんよ。でも自分の書けるものを許容したら、少しは樂になつた。それだけ。出來る事をするだけ。その積重ねの今。
    13. 讀者や支援者がゐるのは有難いし――さういつた特定の人々にだけ明かしたい事があるのも事實である。でもにしてゐるのと變り無いだらう、投掛けてゐるのが誰かも判らぬのでは。
    14. 一人舞臺に立つ時に、私には後ろ盾が無い、と感じるが、それは私が孤獨を決意した結果でもあり、逆に孤獨にさせてくれてゐる人々のお蔭で成立つてゐる狀況でもある。私は出來る私は强い(强くなるチャンスだ)――さう確信出來る狀況である――その中でしか、感じられない。
    15. アーティストは寧ろ、支援者を孤立させてゐないか、自分に執著(依存)させてゐないか、注意を拂ふべき。お互ひの關係は、お互ひの自立に結び附くやうであるべき。――だから、依存させようとするビジネスは嫌ひだ、私は。
  8. 外部の媒體運用に關して、媒體や形態によつて作品の差別化をする、といふ事が私には出來ないから、何を特別に提供して良いかが判らない。テーマやジャンルで絞り込むのも良いかもしれないが、私の場合、テーマやジャンルから書くと、ろくな作品にならない(奧樣は眞魚。これにはキャラ萌え――のめり込み――同情――が無いし、あまり面白いとは思はない。よく書けてゐる部分もあるけど)。
  9. といふ事で、更新と書籍化に向つて、作業する。樂しみ。推敲、ほんと苦手なんだなあ。克服する方法は……ただする、といふ事?
  10. 言つてゐる事が二轉三轉どころではない轉がり方をし、とても恥づかしい――それが經過によつて變化したといふならともかく、自分の心を僞つてゐたのなら。出來る事を見附けていく――もつと言へば、やりたい事を。
  11. 要は執筆の次に心を輕くする方法。公にする。誰もが言つてゐる通り、本を出したらそれで終りでなく、一生書續ける事になる――から、心の飼慣らし方だ、樂しくなる方法の一つなんだよ、webにしろ書籍にしろ何にしろ。
  12. 色々な事に興味がある。

白い窻補足・改訂履歷

  1. 公開