トンネル後書

  1. そのうち原版も出す。
  2. 1稿→主人公が刑事に同情的な切ないラスト、3萬字程度
    1. ある程度展開があつて描寫するなら、簡單に1萬字以上書ける
    2. ある程度段取りのある話を書くなら、8000字は充分に掌篇である事
    3. どれだけ設定を仕込むか、展開(聯想)があるか
    4. 魂が無くてもこの程度の量は書ける
    5. 私の性分として、盲目狀態の主人公は我慢ができなかつた
    6. 2日から6日にかけて(4日間で)書いた。締切があれば何とか書けるんだな
  3. 2稿→今囘のベース、主人公を自立させつつ、カークスやポリーに依存する理由を持たせる、2萬字程度
  4. ミステリーサスペンスタグを附けてはゐるが、後者に關しては要素が薄い感じがする。
  5. メイドタグはあつても刑事タグは不要と判斷。ミステリから想像できる程の攻防も無いし。
    1. 餘談ではあるが、私の中篇(未公開作品)にはメイドが出て來る事が多い。
  6. 動きを追ふだけの話になつてしまつたのが殘念。掌篇用に再構成するといふのが最適な選擇だつたが、私の力量では無理だつた。
  7. 削りまくつた結果、どの文も~たになつてしまひ、單調さに拍車が掛つた→修正。テキストエディタだと近視になりがちなので、HTMLによる俯瞰は大事。それでも單調かな。私にはこれが限界。
  8. まさか西洋風架空世界ものが公募で初とは思はなかつた(以前に何囘か書いてゐたが、未公開だつた)。
  9. 1970~80年代がベース。と言つて、時代考證はしてをらず、當時のテレビドラマを參考にしてゐる(刑事コロンボ)。これによれば電話全盛期の時代で、コロンボはしよつちゆう出先(大抵は犯人の家)で電話を借りてゐる。飛行機やカジノ、豪華客船、勿論テレビもあり、今程ハイテクではないにしても、近代的な生活は送れてゐる。
  10. 書く時はがむしやらに書いても良いが、推敲時は必要な箇所のみを拾ふ事。
    1. 感じたり行つたりした事の結果として何かが起つてをり、大凡上手な描寫とは、結果を書き出したものである。(亂れたシーツ、床に落ちてゐる下著、シャワーの音、キッチンでコーヒーを淹れてゐる女、一つのカップ、空のシンク)
  11. 書き手が作品を圖解するのは何ともナンセンスなんだけれど、後學の爲にメモしておく。
    1. ミステリー、字數制限がある時(大幅に削る時)は、心情描寫か事實描寫、いづれかに特化させる
    2. どの小說でもさうだが、特にミステリー、が重要な作品に關しては、直接語らない事が第一義。複數の事實を結び附ける事により(=推理)、核心を想像させる事が肝要
    3. 削る際には、どれだけ短い言葉で的確(必要)な描寫ができるかが重要になつてくる。
    4. 例へば冒頭、ウェイトレス業務用ソースこの3つもあれば、舞臺が飮食店である事は充分に想像できる
    5. 2章の冒頭は說明が續くが、これ自體も描寫として働く。多辯になる事も人の心理狀態の表れであり、あくまで證人=犯人候補の發言である事(信頼できない語り手)。
      1. 主人公の話し方にも注目。(私が)意圖したりしなかつたり混在ではあるが、はつきり言ふタイプの人ではない。
      2. で、はつきり言ふ事の意味を持たせてゐる(持つてゐる)。
    6. 2:ご主人はこの邊りぢや有名な方でせうし
      1. 刑事は公爵を知らないといふ事。
      2. 知名度を表してゐる。
    7. 美術館に寄贈骨董屋と仲良しで、公爵の經濟狀態をアピール。
      1. うん、大事なのはね、お金が無い貧乏つて書かない事なんだよ。
      2. 最近の作家志望に言ひたいのは、語らずに語つてくれつていふ事。上品な情報提供をしてくれよ。
      3. 何をどう表現するかで、視點者(あるいは書き手)が何を見せたいか、何を隱したいかが判る。
      4. 無論、それが些末な事であれば率直に表現して構はない。だらだら書く(=讀者に不要な文を讀ませて時間を無駄にさせる)のは小說ではない。
    8. 2:見てはゐないにしても、聞いてはゐる
      1. 車が煩い事の示唆。
      2. 少なくとも主人公は、これでカークスの疑ひが晴れる(=確實な證據になる)と思つてゐる。
    9. 2:それもあなたが綺麗に掃除してるんだらうけど
      1. 舞臺(現場)の管理をできる人間なら隱滅は簡單である事。
      2. これ、現實はどうなんだらうなあ。メイドみたいな家事のプロが私生活の痕跡を消せるかどうかつてのは? ――でも實際のところ、隱滅されてきた事件や事實は澤山あるだらうな。
    10. レモンバー
      1. ダイナーに名前を附けるかどうか迷つたんだけど、結局のところダイナーとは書かなければならない場面があつたので、採用してゐる。
    11. 3:それ自體が理由です
      1. 長い事仕へてゐる手の屆かないところが出て來たといふのがヒント。
      2. なぜ長い間働いてゐると、手が屆かなくなる(仕事が出來なくなる)のか?を想像させる。單純な理由。
      3. 2章のさう言ひながら、何だかここに半世紀も~で伏線染みたものも張つてゐる(これは意圖したものではなく、偶然出て來た。神に感謝)。
    12. 3:電話帳で三番街を引いた
      1. 遺留品を骨董屋で鑑定=賣却。
    13. 4:お夕飯はお一人で? ~
      1. 主人公は歸らせる事に固執してゐる→歸つて貰ひたい事の示唆。
    14. 5:そして、通ふ店を變へた。
      1. レモンバーに行くのは、買出しに出る度(3章參照)。つまり、彼女と逢はなくなつた。
      2. 逢はないといふ態度そのもので、ポリーに對する心情を出す。この場合、證人と刑事といふ關係性があるので、理由は想像し易い。
    15. 5:夕飯の後にミルクティーを出すと、カークスは嚙み附いた
      1. それまでには、ミルクティーを出す習慣があつたといふ事。公爵はミルクティーを飮んでゐた、と豫想できる
    16. 5:ストレート?
      1. 元はすぐ持つてくれば良いんでせう? ストレート?
      2. よく知つた仲ならすぐ持つてくれば良いんでせう?といふ科白は長過ぎる。反抗的な態度を示してゐるとも取れるが。
      3. 後に酒が出てゐたとあるので、讀者がストレートの意味を判らなかつたとしても、カークスが何を欲しがつてゐたかは判る。又、意味の判る人には、この酒がウィスキーか何かだらうと判る。
    17. 5:それまでに無い程、亂暴だつた
      1. それまでにも、同じやうな行爲があつたといふ事。
      2. 盆が落ちた。酷い音がした。息が奪はれた。――上品に書きたいのと、レーティングを下げたいのとで、行爲を具體的には書いてゐない。これで讀者に傳はるかは判らないが、少なくとも何らかの亂暴な行爲があつた事は判る。
    18. 5:目尻を指の腹で拭ふ
      1. 泣いてゐた。枕に顏を押附けた、で充分な氣もするが。
    19. 5:ポリーの問ひが浮んだ
      1. 3章どうして彼に就いてゐるの?。カークスの行爲と、主人公の反應を書いた後なので、想像し易い。
      2. ポリーに電話する動機を說明。
        1. 1稿では現實逃避、ポリーに對する愛ほしさから電話してゐる描寫(明確な動機)があつた。
        2. 2稿では電話する動機が弱いのは否めないが、逃避(氣分轉換)の相手が欲しいのは萬人共通といふ事で都合良く解釋してゐる(私は)。
    20. 5:滲んだ番號からは、彼女の香水と煙草の臭ひがした
      1. これでメモが4章で彼女から貰つたものだと判る。
      2. 又、メモが抽斗にあつた事は、眼に入つたといふ視線の移動から豫想できる。
    21. 5:カーテンがほんの少しだけ空いてゐる
      1. ここから中が見えたんだらう……などとはわざわざ書かない。豫想できるから。
    22. 5:脫稅經路トンネル
      1. 我ながら上手く振つたと思ふ。
      2. 橫領や脫稅を隱蔽する爲の架空の會社なり口座なりを俗にトンネルといふ。
      3. 2稿を書き終へた時點ではタイトルが決つてゐなくて、この氣に入つた表現を採用する事にした。オチ、祕密トンネルに續く。
      4. 最終章のタイトルは、表題にしたかつた笑(オチとして綺麗にしたかつた)。
    23. 5:死刑は免れるものの――
      1. その上の罪狀、殺人は死刑になる事の示唆。
      2. 敢へて觸れる事によつて、捕まるなら脫稅の方がましである事を示唆してゐる。
    24. 5:頰を濡らして訴へた
      1. 泣いた事の表現。ポリーには傳はらないが、聲が震へたりしやくり上げたり(何らかの形で傳逹)、といふ事は聯想できる。
    25. 5:小さな、キスの音がした。~
      1. この行には燈を消して自室に戾ると、錠を下ろした。あと四時間も眠れないが、橫になつておきたかつた。銀行の待ち時間は途方もない。とあつたのだが、削除した。銀行に行く必要が見出せなかつた爲。主人公は6章にて小切手で拂はうとしてゐるので、金を用意する必要は無い(又、小切手帳は銀行以外で手に入れるのが主流)。
      2. その名殘で1章に欠伸がある。まあ零時以降に起きてゐた事を考へると、不貞寢をしてゐたとは言へ、眠くなる可能性はある爲、5章との繫がりは示唆できる。
    26. 6:この世帶のみじめさ
      1. 貧乏である事。ここでもはつきりとは書かない――が、これははつきりしてゐる部類の描寫だと思ふ笑。
    27. 6:やつと小切手が出せると思つて
      1. 口止め料。
      2. 主人公はリスクのある吿白をしてゐるので、想像がつき易い。
      3. 又、主人公のポリーに對する感情、捉へ方もここではつきりとする。主人公の人となりも判る。
    28. 7:エージェントがドジつちまつたんだ。卷添へでしよつぴかれるかも知れねえ。暫く外國で雲隱れだ。お前も早く、支度しろよ
      1. これが說明的な科白つてやつよ。
      2. どれだけ自然に落し込めるか。これは今一。
    29. 7:死んだ方がましだ
      1. 盜み聞いてゐた事の示唆。又、盜み聞ける事の示唆。
      2. 後の今頃カークスは意地の惡い笑みを浮べてゐるに違ひないでも表現してゐる(少なくとも主人公は、盜聽されてゐると思つてゐる)。
    30. 7:迎へに行くわよ
      1. (わざわざ主人公のところに來るなら)彼女がスカーフを渡せば、それで濟むといふ事。
      2. 迎へになので、ポリーは主人公を家に引取る氣でゐる。
    31. 8:ラジオが六時の秒讀みを鳴らし、司會者が新しい週の始まりを吿げた
      1. 月曜の六時である事の示唆。せつかくのなので、ラジオを利用して自然に日時を表現。
    32. 8:いづれにしても、彼は刺客を差向けただらうと言ふのだ。
      1. あなたを放つて置けないと思つたんですよへの補足。カークスも又、主人公を放つては置けないといふ事。
      2. あの口座は綺麗さつぱり無くなつてゐた。ので、それ以上の隱蔽に踏切る/踏切つた可能性はある。
        1. いつ知つたのか? といふ疑念はあるものの、5章~1章~6章の時間經過は明確になつてゐないので、その間に知つた可能性はある。
        2. でもそれだと口止めをする必要も無い? 月曜の時點では口座が消されてゐる事は知つてゐて、土日はポリーのところにゐたのに加へて、銀行は休み……。だから、土日の前には知つてゐた事になる。口を封じておくに越した事は無いだらうけれど、やつぱり違和感がなあ。どうしよう。
        3. いやいや、口座が無かつたからポリーと緣が切れたんだよ。(確かさういふ意圖で口座の件を插入した氣がする。でないと逃亡生活が始まらないとも限らない――二人を逃す理由も無いけどね、笑)
    33. 8:私は昨晩出たままだつた
      1. 著替へてゐない、つまり泊つてしまつた事の示唆。
      2. スカーフが手元に無い事の示唆でもある。
        1. 私はそれを表現したかつたんだけれども、ぢや、直後のメモも以前からあつたの? とも取れる。このへんの解釋は敢へて自由にしておく。明確に提示しなければならない理由も無いし(想像の餘地)。
    34. 8:アパートメントの空き部屋のメモ
      1. 昨晩のポリーのあげる=プレゼントの示唆。
        1. 昨晩でなくても、ポリーから貰つたであらう事は想像がつく。
      2. 主人公が能動的にメモした可能性もあるが、これまでの態度からして、上述が濃厚。
    35. 8:人は祕密トンネルを介して繫がつてゐるものですもの
      1. 口座の他に祕密がある事の示唆。
  12. ポリーとの祕密は口座にあり、口座が消されたといふのは、カークスが主人公とポリーを繫ぐトンネルを潰したといふ事でもあるんだな、と思つた。
  13. こんな感じなので、ただ呆然と文字を追つてゐる讀者には情報の半分も傳はらないのだ。
  14. ジャンルをミステリにするのなら、大抵の讀者は文面に注意を拂つてくれるだらうが、それでも頭を空つぽにして樂しめる部類のものではない――私は常に、ある種の含みを文章に持たせてゐる。特に小說といふ文章形式においてはそれが正當で標準だと思つてゐるが、その態度が例へ總ての讀者に屆かなかつたとしても、私は構はない。(讀める人間が)ゐないのなら仕方の無い事だ。神の榮光の爲に書く事は、決して不名譽な事ではない。
  15. ――でも、本質的に小說の解釋とは、讀者その人のものである。上記の狙ひでさへ物語の眞相結末を決定附けるものではないし、明示の外にこそ想像――元來の樂しみがあるはずだ。讀み物は想像を經て鑑賞するものなので。
  16. 上記はあくまで書き方の參考に。
  17. 總てを明示したつもりも無い、笑。それに、神が私に書取らせたのだから、やはり解釋は銘々の感應、萬人の靈視によるのだ。
  18. 妄コンは良い訓練になるなあと改めて思つた。テーマ、締切。コンテストとコンテストの間は約2週間空いてゐるのだが、それでも私はぎりぎりである。でも推敲や構成は必ずしなければならないので、限界は感じつつも、鍛へられてゐる感覺はある。
  19. 私がどれだけ說明的な科白漫畫ヴィジュアル的描寫にうんざりしてゐるか。
    1. 科白――發言つて、普通は簡單な、頭を使はない言ひ方をするもんすよ。Twitterが良い例(ほんとに)。口語的表現が苦手な人は是非Twitterを。
      1. 右から三番目、奧から五番目の席を說明する場合、○○さんの席とか机の曲つてる席とかあそこ(指を差す)とか、直接その席に移動するとか。
    2. 長々とした說明は地の文でやつてくんねえかな。
    3. 科白がどうしても苦手な場合は、科白自體削つちまつた方が良いよ。苦手は削る(無理して書かない)。
    4. 漫畫ヴィジュアル的描寫つてのは、漫畫をそのまま文章化したやうなもの。
      1. シュッとかザバッとかドカーンとか、擬音でしか動きを表現できない。
      2. など、記號でしか驚きや疑念を表現できない。
      3. 說明的な科白もここに入る。要するに地の文が書けない(書き方が解らない)ので、代りに科白で說明させてゐる。
      4. 繪的な描寫と文章的表現が混在するので、何かと冗長な文章になりがち。
        1. 私は本を讀んでゐた。といふ一文があつて、お、本讀んでるのかのかなんて言はせる馬鹿がどこにゐるんだよ。本を讀んでゐるのが珍しいといふ意圖なら、珍しいなの一言で充分把握できるだろつて話。
        2. これつて寧ろ頭の中でシーンを想像できてゐないんぢやないか? テレビドラマを浮べて欲しいんだが、シーンの度本を讀んでるんだねとかお茶を飮んでるんだねとか言はないだらう。
          1. 見て判るから。讀者のの役割が地の文であり、あるいは狀況を想起させる自然な科白である。
      5. 當然、これは讀書不足に起因する。
  20. エブリスタで氣附いたんだが、心情描寫つてのは素人が一番書き易い描寫なんだな。下手すると感情表現のみで、動作や事實を一切書かない小說すらある(感觸としては詩に近い)。
    1. 一部の書き手に言ひたいのは、是非を書いてくれといふ事。
      1. 現役の詩人にも、これは詩だねと指摘されて詩を志すやうになつた、といふ人もゐるので、誰かが指摘してやればばせる可能性は充分にあると思ふんだよね。ああいふ書き方はどうあつても小說ではないよ。
    2. 改行連打、句讀點も無く、2・3行でページ分割といふのは、詩の領域。
    3. 視覺的表現を用ゐるのは詩。
    4. 一方で小說は論文で、意味としての文章(段落で意味の纏り・意圖を表現)。
    5. 俗に言ふWebに最適化した小說といふのは、長文が讀めない人に最適化したといふ事でしかない。空行を伴ふ段落(p要素のデフォルトスタイル)、數百字でのページ分割など。
    6. 一方を小說、もう一方を遊戲的散文(分割小說とでも?)としよう。
  21. エブリスタは「とにかく読者の存在を感じやすい」サービス|教えて! ヘビーユーザーさん|エブリスタ作家インタビュー|monokaki
    1. あと、自分が見たときに1ページ500文字くらいが一番読みやすいので、1ページの文量は500文字くらいと決めています
      1. たつたの數百字操作(ページ送り)を强制されるつて、私としては有り得ないんだけど。
      2. これがエブリスタを嫌ひな最大の要因と言つて差支へ無い。
      3. 要するに小說知らない・讀まない・興味が無いユーザーが大半を占めてゐるといふ事。
      4. そもそもスマートフォン(小さい畫面)が小說に適した媒體ではない。
      5. 他の人間は何も感じてゐない……? まつさかあ!
    2. 昔はWeb拍手とか揭示板とか、交流ツールに憧れたものだが、今は生理的に受附けなくなつてゐる。それが(必ずしも)善意で行はれてゐるわけではない、と氣附いてしまつたからだらう。何より、コンテンツの核心を讀取れる讀者が少ない、といふ事に絶望があつた(私自身は拍手も揭示板も設置した事は無いが、他者のサイトを見てゐると……。自分の書き方に不足があつたのか、相手の讀解力が不足してゐたのか、といふ問題は案外に複雜だ)。
    3. 變に書き手とか讀者とかレッテルを貼りたくないといふのもあつた。我々の關係性は契約ではない。お互ひ好き勝手にやつてゐるだけ。
    4. 人との距離が難しいと感じるが、私が氣にし過ぎてゐるだけかも知れない。フォローリンクもただの機能でしかないし、文書を關聯附けた――コンテンツや人に何らかの關係を見出した、といふ事でしかない。
  22. マッハ新書式に、讀者から意見やアイディアを募つて、本文を編輯するつて人は誰もゐないんだな。スターは堂々と募集するくせに。
  23. つーか、Webつて原則的にマッハ新書(高速で書いて公開し、讀者からの意見を反映し更新する)だと思つてゐた。新しいつて言はれてるのは、それがビジネスモデルとして發表されたからだらう。便乘して出版した連中は澤山ゐたが、この中の幾らが讀者を持てたと? そしてけられたと?
  24. もうコンテンツのマネタイズ(收益化)に關しては觸れない事にした。私が興味あるのは、小說の書き方とサイト作り、コンテンツのマネジメント(管理)なので。
    1. と言つて、文句の一つもあつたら書くのだらうけれど。
    2. 好きで書いてゐる身としては、つらい? 酬われない? ぢや、めれば?としか言へない。
  25. 人集めのその先が無いから、所詮內輪なんだなといふ事にしか見えない(アーティストのファン集め)。大勢でしか出來ない事つて何? ――鑑賞した人までが行動に移し出す、意識(物事の捉へ方)が變る、つてのが眞のアートだと思つてゐるんだけれど、大抵は笑へるか笑へないかで完結してしまふ。輪が閉ぢてゐる。
  26. チャンネル登錄、Twitterフォローお願ひします!……何で と純粹に思ふわ。日本だけぢやなくて、世界中で起きてる現象。
  27. 素敵な未來が潰れる事を恐れてゐる模樣。
  28. 氣に掛けられる事が眼に見えないと滿足できない時代。
  29. 純粹に、サイト作りが生き甲斐だから續けてゐるつてのはある。樂しいんだもん。自分の文書がURIを持つてゐるつてとんでもない事だよこれは。私は今でも感動してゐる。
  30. 投稿サイトでの私つてのは大勢の中の一人でしかないが、ホームページでの私つてのはメインテーマそのものなのだ。
  31. 公開する媒體を管理できるつて素晴しい事だよ。この上無く尊い事。
  32. 高等なスクリプトも畫像も無いけれど、その邊のサイトよりか輕量(讀込みが速い)トラッカー(プライバシーの侵害)が無い事は保證しますわ、笑。私にとつてのを入れてゐない事が、私の誇り。
  33. 2020年6月15日:他人の意見を見ないと安心できないといふのも情けなくはあるのだが、自分だけといふ孤立感が減るのは樂だ。
    1. 【コメント】 - 小説投稿エブリスタ
      1. こと恋愛小説に関して言えば、相手役はただの理想的なお人形さんみたいなのが好きみたいです。ハッピーエンドタグつけないと人気出ない、とかね。わかってて読む意味www
      2. わかりやすくて綺麗な、夢みたいなものしか読みたがらないのは時代の流れなんですかねー( ̄▽ ̄;)
      3. わたしは弱さも汚さも書いてある小説の方が好きだなあ、なんて最近いつも思っていたので、ペコメ共感しました!!
    2. 【本文】らくがきとつれづれ。|51ページ - 小説投稿エブリスタ
      1. そもそもの始まりは、マジョリティとのズレを感じたところからです。

        ごめんなさい。ぶっちゃけ「みんな」がいいっていうものの良さが、1ミリ足りとも理解できない!

        まずもって、わたしゃ小説に夢や理想を求めない。小説で乙女ゲーしたいわけじゃない。絆に心温まりたいわけでもない。なにかを学んで成長したいわけでもない。

        夜の静かな雨みたいな話が好き。繁華街の汚い路地裏みたいな話が好き。蜃気楼みたいな儚い話が好き。ヤケ酒みたいなしょうもない話が好き。出口のない迷路みたいな話が好き。

        ……うん、全然わからんな。すまぬ。

        書く方でいえば、いろんなコンテストに参加したいのですが、エブリスタが提示してくる「こういう話」に毎度興味がない。(泣ける話、心の成長、などなど)

        最善は尽くしてるんですけど、書きたいテーマが来ないんでなんとも。無理に書くから駄作しか生み出せてない。

        とりあえず、上手い下手は置いといて。そもそも感性がズレてるし、小説に求めるものもズレ過ぎてる。

        だから、読むのも書くのもどっちもしんどくなった、って言えば伝わるでしょうか。

        別に、クリエやエブやめたいとか思ってないんですけど。

        自分がなんのために書くのか、なんで公開するのか。書くことでなにを得たいのか。

        ここを真面目に見つめ直さなきゃいけないときがやってきたのでござる。

    3. ちなみに、コメント機能(つぶやき)のパーマリンクは公開日時から。判り難い。
    4. なぜか本文はドラッグ(範圍選擇)できない仕樣。(タップして引つ張るので)スマホ對策? まさかコピー對策ではあるまいね? 引用する時に不便だから止めて欲しいんだが。
    5. あと、エピソードのリンクに何かしたな? ステータスバー・ツールチップに、リンク先のURIが出ない。エブリスタよお
    6. マジョリティかあ。まあね、大體が快樂に流れていくのは知れた事なので(苦笑)、こればかりは仕方の無い事かと。
    7. 虛構にまで現實性リアリティ――痛みや汚さを見たくないといふ人の氣持も解らなくはない。
    8. 需要と供給――殊藝術に關しては、書いてゐる事が自分にとつての重要問題であるならば、他人の思わくは氣にしなくても良いとは思ふ。
    9. 人間は多種多樣で、大衆と關心が合ふわけが無いといふのは事實なのだから、我々が氣に掛けるべきは、いかに物語を率直に、效果的に、誠實に書けるかといふ事だ。
    10. 一方で好きな事が書けるとも限らないし、嫌ひな事が上手く書け、人氣まで出てしまふ事もある。それはその時のお天氣なのだから、そつと見守つてやれば良い。
    11. 腐つた水に浸かつてゐるうちに、これ(腐つた水)しか書けなくなるのではないか自分の書きたい事が判らないとなるのは、至極當然の事のやうに思ふ。
    12. 書きたい事が判らないといふかな――周りの反應で正解を測り始めると、そのやうな感覺に陷つてしまふ氣がする。
    13. では何を指標にするかといふと、自分の心に聞くしかないやうな。もしくは、信賴できる讀者に讀んで貰ふのが一番だらう。
    14. 私もテーマから書くのは苦手だ。聯想から書くにしても、一つの軸に縛られてしまふやうな氣がして。
      1. 更に言ふなら、テーマが(容易には)判らないやうに書くのが、上手い書き方だと思つてゐる笑。
      2. 書きたいテーマでない場合は、いかに自分の好みに發想轉換するかといふ事を心掛けてゐる。
      3. 私もさ、いつも同じテーマ・書き方でしか書けてないな、と落込んではゐるんだよ(私言葉匂ひ鳥)。でも讀返してみると、あ、凄いスムースに書けてるぢやんと思ふ。ほつとするんだ。自分らしいと言ふかね。
      4. 自分の好きな事に發想轉換つてのは、苦手な事に立向ふ時の訓練になる氣がする、から、私はまだちよつと書いてゐる。
    15. 泣けるとか切ないとか言ふのは、出版(宣傳)的レッテルであり、第三者が決めるものだ。だからタグで泣ける切ない感動爆笑などとあると、私は白けてしまふ。尤も、エブリスタはタグを讀者が編輯できるやうだが……(檢證してゐない)。でも作者が感動ものですと粗筋等に書いてゐる事は、事實としてある。そして大抵の場合、感動はしない(苦笑)。
      1. それが作品の傾向を示すものだといふ事も解つてはゐるのだが、それにしても滑稽ではないか。
    16. ラブコメといふジャンルもさうだ。コメディの部分が面白かつたためしが無い。ページコメントなど見てゐると、皆笑ひの沸點が低いのだなと思ふ。それはただ、戀愛よりもカジュアルな作風といふ事でしかない。
    17. 俺樣ドS溺愛といつたものも、暴言・暴力・獨占慾にしか映らない――サディズムは性的指向の一つではあるが、それは誰にとつての性的指向なのか? 結局のところ、ある人間の獨善によつてのみ(主人公の)人生が上手くいくといふのなら、その獨善は、結末あぢの判つてゐるハッピーエンドフレーバーの一種に過ぎない。私は頭の惡い主人公にやきもきするが、それ以上に頭の惡い相手役にも苛々とする
      1. 子供みたいな惡口でしかサディズムを表現できない? ――書き手のサディズムの把握/認識がその程度のものであるなら、仕方の無い氣がするが。
      2. 暴言等、强引さでしか强さを表現できない。
      3. 容姿端麗、頭腦明晰、金持、エリート――完璧と稱してはゐるが、作者によつて知能を低下させられる相手役。
      4. 要因はキャラクターの知能に對して作者の知能が低い事に由來するのだが、これの對策としては、ひたすらステータスの高い人たちを硏究するか、一切描かないといふ事しかないと思ふ。
      5. 私が常に抱へてゐる問題、作者より頭の良いキャラクターを書く時はどうすれば良いのか
      6. 金持であつたら絶對にしないであらう事を、金持でない作者が自分の基準で書いてゐる爲に起る、有り得ない矛盾。
    18. 要するに、エブリスタは商業的な視點で作品を管理してゐるのだ(特集にしろコンテストにしろ)。
    19. エブリスタに內省的な(自然主義的)作品を見出す眼があつたとしても、ランキングに取沙汰されるやうな、快樂主義的作品が投稿の場を占めるなら、エブリスタは快樂主義的コミュニティとして機能するだらう。それは他の投稿サイトにも言へる。
    20. 我々は大衆に向けて聲を投掛けてゐるけれども、聞いてくれるのはほんの一握りの異端者ものずきなのである。
    21. 私は自分の爲に書き、記錄の爲に公開し、書く事で滿足感(生きてゐる感覺)を得たい。
    22. 妄コンは受賞したら良いなとは思ふけれど、確實に期待できるのは作品を增やす事、豫感してゐるのは書く事の上逹(訓練)。
    23. 恐れてゐるのは、ネタが盡きる事。だから色々考へてゐる。
    24. 藝者としての幅を擴げたいといふ想ひもあるが、無理にといふわけではない。
    25. 反應を期待する氣持もあるが、私は敢へて避け、書きたいやうに書いてゐる。なぜかと言ふと――邪魔されるのが恐いから、かな。眞實を知るのが恐いのかも。でも眞實つて何だらう、私は私が恐れてゐる人に眼を附けられない爲に、ここに逃げて來たのだ。
    26. 學校と同じなんだよ。そこが世界の總てだと思つてゐるから絶望してしまふ。自分は不適應者で、存在してはいけなくて、どこにも居場所は無いと。でも、學校は學びの一種に過ぎず、社會は、世界は、廣大だと。可能性は幾らでもあり、私はどこにも屬してゐなかつたのだ。そして取れる道が無限である故に、私は迷ふ。何をしたら良いのか。何がしたいのか。何が適正で正解なのか? 外に正解を求める。これも幾らでもある。でも、どれも自分に合はない。だから、自殺したい氣持に陷る。私は誰か。私は誰か。私は誰か?
    27. 判らなくて又狹い學び舍に忍び込む。そこで落第すら取れない。迷ふ。迷ふ。迷ふ。
    28. 屬しても屬さなくても、私は私の居場所を知らない。
    29. 正しいかぢの取り方など、誰も敎へてくれない。
    30. 直感すら降りない私は、機能不全だと感じる。
    31. でも書いてゐるのは、書く事しか知らず、强迫觀念に追廻されてゐるからだ。
    32. 正直な話、ストレスになるもの――不滿のある作品群――を一日中見續けてゐたら、精神がをかしくなつてしまふ事は免れない。早々に脫出するのだ!
    33. そこだよね、作品と交流が切離せない爲に、さやうならが言へない人々。交流が組込まれてゐるプラットフォームの厄介なところ。氣にしなければ良い、と私は思ふけれど。
    34. 何かしてゐないと、腐つていくやうな氣がするから。何か知的活動をしてゐないと、頭が駄目になつていく氣がするから。讀書もしないんぢや、文盲になつちまふよ。つまりボケ防止なんだなこれが。だから上手く書く必要は無いが、工夫するならば頭を使ふ訓練にならうといふもの。
    35. あとは嫉妬を克服する爲に。自分の正體と戰つていく術は誰にも必要なのです。
    36. いづれにしろ考へを確かめられるつて素晴しい事よ。凄い事よ。
  34. 2020年6月16日:意見。→ご意見BOX

    「過激表現」を含む作品とは、実質的に18禁作品ですよね?


    (タグのピンクの文字では)小さく表示されてわかりにくいので、一目で把握できるようなデザインにして欲しいです。


    また、18禁作品とそれ以外の作品で、公開する場所を分けてもらう事はできますか?(「小説家になろう」の、「ノクターンノベルズ」や「ムーンライトノベルズ」のように)

    でなければ、アカウントの設定で、これらの作品を非表示にして欲しいです。(検索だけではなく、サイト全体で)


    例えば、「恋愛」カテゴリのランキングはほぼ「過激表現」作品で埋め尽されていますが、あまりフェアではないような気がします。

    過激な作品は(それ以外の作品に比べ)目を惹きやすいですし、過激でない作品を好む人は作品を探しにくいです(過激でない作品が埋もれてしまう)。


    何より、エブリスタは「全年齢」のサイトで、トップページから簡単に「18禁」の作品にアクセスできてしまうのは不適切だと思います。

    もし現在の状態を継続するなら、「過激表現」作品の鑑賞にはログインを必須にするなど、年齢確認を徹底してもらいたいです。


    傾向としては「過激表現」作品を好む人が多いかもしれませんが、それらが苦手な人にも配慮して頂けると、非常に助かります。

    1. 大手で18禁混在はエブリスタの他、pixivアルファポリス
    2. カクヨムノベプラは禁止。
    3. ユーザーもユーザーで簡單に投稿したいつて言ふよな。周りが見えてゐない。
    4. 皆が讀めるつて、さういふ事だから。
    5. フェアではないつて言ひ方は、18禁とさうでない作品は別物だといふ認識から生ずる。
    6. 18禁は一つのジャンルだ、といふやうな。
    7. いづれにしても全年齡對應のサイトで18禁混在は適切でないと私は考へる。
    8. 正直溺愛ものも戀愛ものと切離して(あるいはサブジャンル化)欲しいくらゐなんだけど。その爲のタグか。
    9. 溺愛ものは相手役の馬鹿さ加減を樂しむジャンル。優越に愉悅。
    10. 溺愛といふ言葉の裏側に潛んでゐるのは、パートナーに對する支配慾と、愛情に對する執著。相手役(に關する屬性)の隸屬とこれに對する侮蔑――があるのではないかと思ふ、自分の書き方を見てゐると。
    11. 相手役がリードしてゐるやうに思へて、その實主人公が相手役の行動軸になつてゐるのだから、力關係を支配してゐるのは主人公なのだ。

久々に詩が書きたくなつた。詩は毒拔きだ。率直な强さと優しさがある。

補足

創作について, キスとキズつて似てるよね
參考圖書。具體的な書き方キング書くことについてを奬める。 [ISBN: 978-4-09-408764-2]
重要問題/信賴できる讀者
ジュリア・キャメロン著、矢鋪紀子あなたも作家になろう : 書くことは、心の声に耳を澄ませることだから [ISBN: 4-938939-30-4]
資料
イギリスの公爵 - 公爵 - Wikipedia
ヨーロッパにおける爵位 - 爵位 - Wikipedia
儀礼称号 - Wikipedia
パトロールカー - Wikipedia
小切手 - Wikipedia
ブラインド - Wikipedia

トンネル補足・改訂履歷

  1. エブリスタ投稿、君ちん公開
    1. トンネル|ミステリー小説|絲 [sinumade.net] - 小説投稿エブリスタ
  2. エブリスタ投稿版:レーティングマーク設定適用
  3. 結果發表:選外
    1. 三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第126回「あなたを選んだ理由」
  4. CC0適用