宣傳揭示板に讀者はゐない

宣傳揭示板の存在意義が解らない。

書込んだ內容が別のスペース(トップページの弘吿枠等)に表示されてゐないと、全く意味が無いだらう。と言ふのも、その手の揭示板には宣傳をしたい人が來るのであつて、讀者が來る事は無いからだ。宣傳に來る人だつて、他人の宣傳なんて興味は無いどころか、邪魔だらう。果して誰が宣傳揭示板など見てゐるのだらうか。

何らかの意味が見出せるとしたら、それこそポイントの附け合ひフォローのし合ひくらゐなもんぢやないだらうか。


見て下さい讀んで下さい書き手の鬱憤で埋まるスレッドは、まるで公衆便所を見てゐるやうだ、と思つた。


本當に宣傳したいなら、讀者の需要を滿たさねばならない。例へば、讀み手が讀みたい物語を指定し、書き手が需要に合つた物語を提示する、と言つたやうな。カクヨムの自主企画は暗がりには行かず、よく活かされてゐると思ふ。


要するに、宣傳といふ、書き手の需要のみが露呈したスレッドには、何の德も樂しみも見出されないといふ事。己が營業下手で利己的である、それを吿白してゐるに過ぎない。